少年野球のピッチング上達のために必要なこと

2019年4月7日

ピッチングの指導はいくら少年野球といってもそんなに簡単なものではありませんし、正直ってこれが正解というのはないと思います。

たとえばプロ野球選手に指導を受けたからといって、必ずピッチング技術が向上するとは限りませんからね。

しかしながらレベルの高い場所で経験を積んだ人の教えというのは貴重ですし、まず最初に正しいやり方を学ぶというのは非常に重要です。

丸々では??が

自分の子供が所属する少年野球チームの指導レベルはどうなのか?

子供の野球人生を大きく左右する要素なんですが、私が住んでいるような田舎では、野球チームに入る=地元の野球チームという選択肢しかないというのが現状です。

つまり数多くの少年野球チームの中で、より良いチームがあることがわかっていたとしても、そのチームに所属するしかないというのが現実です。

極端に言うと全国数あるチームの中で所属できるチームは一つ、ということなんですが、そのチームに良い指導者がいることって、確率的に言ってほとんどありえないと思いませんか?

実際に田舎の少年野球チームでは、野球経験もなく、おそらく仕事でも部下に指導できる立場にもない普通の(もしかして普通以下)のおじさんが指導者をしてるなんてことは多くあります。

野球経験者が指導者のチームもたくさんありますけど、だからといって子供に対して指導するのが上手な人というのは数が少ないというのが現実でしょう。

そのような場合に、チームの指導以外に自分が個人的に指導してあげたいと考えるのは普通の感情だと思います。

言葉は悪いですが、「あんなやつらに任しては置けない」という気持ちになりますよね。

その場合子供にピッチングを教える最低限の知識は必要になりますし、何より自分も一生懸命に勉強しないと子供の上達につながる可能性は低いでしょう。

例えば高校時代にピッチャーをやっていたからといって、自分の経験だけで子供の指導が完璧にできるわけではありませんし、何より大事なことは指導する対象の子供に愛情を持って接してあげられるというのが大切だと思います。

そういう意味では親が子供に指導するというのは非常に理にかなっていて、教える側、教えられる側の信頼関係が最初から出来上がっているわけですから、技術指導の理解度も大きく変わるのではないかと思います。

お父さんが指導する際の注意点

お父さんが子供に野球を教える場合に注意しなくてはいけないポイントがありますので、以下にまとめました。

1、むやみに怒らない

指導するのが自分の子供ですから、他人の子に比べれ怒りやすいというのは確かにありますが、むやみやたらに怒るのはいけません。

子供は教えたことを簡単に覚える子もいれば、何度やってもなかなか上達しないなど個人差がありますので、思うようにいかないとついつい大声で怒鳴ってしまうことはお父さんならばありがちです。

冷静に考えればわかることですが、目的は野球の上達であり、そのためにお父さんが子供を指導するというメリットは、先に書いたようにお互いの信頼関係が確立してるということです。

それならば怒るより先に、問題を親子で考えながらしっかりと認識して、それを解消するべくまた練習するというコミュニケーションができる事が親子練習の最大のメリットです。

そのメリットを最大に生かすという意味では起こっている暇などはありません。

とにかく二人で試行錯誤して、楽しく練習を繰り返すというのが大切だと思います。

2、野球の指導者として一目おかれる

親が子供に一目おかれるというのは少し変な表現ですが、野球を教えるということを考えればその野球の指導に関して子供に認められる存在になることは必要です。

親ですから当然子供とは良い関係を築いていることは前提ですが、こと野球に関して子供に認められるというのは結構大変です。

プロ野球選手や甲子園のスターというのならば話は別ですが、最近の子供は高校野球でレギュラーだった程度の実績では野球人としては尊敬してくれません。

逆に所属するチームの指導者の言うことは正しいと思うようで、チーム指導者=学校の先生というような感覚になっているんではないかと考えています。

チームの指導者の言うことを聞くのは大切なことですが、その指導が正しいのかどうか判断できる選手になってもらうには、様々な考え方に触れる機会を多く与えることも必要です。

そういう意味でお父さんが野球の指導に詳しくなり、子供がいろいろなことにチャレンジできる方法を提示できれば、自然と子供はお父さんの指導を認めてくれるのではないかと考えます。

これにはお父さんが野球経験者であったかどうかは関係なく、とにかくいろいろな情報を集めるスキルと、その情報をわかりやすく子供に伝えることができるというのが大切です。

野球経験者であっても、自分の考えに固執して子供に上手く指導できていない人は大勢いますから、野球は素人だからと卑下する必要は全くありません。

しかし野球経験者であれば、それを前面にだして子供に尊敬されるよう仕向けるのは当然ですし、その場合でもさらに自分も指導を通じて子供と一緒に成長していくという気持ちは忘れないようにしたいです。

3、自分の子供以外の指導は注意が必要

野球の指導に詳しくなってくると、自分の子供以外でも技術的に気になる子や、あそこをもっとこうすれば上手くなるのに、といったことを感じるようになってくるかもしれません。

自分がチームの指導者であればなんの問題もないんですが、そうでない場合は少し注意が必要です。

まず、チーム指導者でない人が子供の技術指導を行う場合、その指導が上手くいかなかった場合の責任が問われることにもなりかねません。

例えば試合前のブルペン練習中の投手の子の脇で、一生懸命にフォームを注意しているお父さんがいるとします。(投手は自分の子供ではない)

その試合でその投手が不調で、「へんなアドバイスのせい」とか言われてしまったらどう思いますか?

例としてあげましたけど、こういうことってけっこう頻繁にあります。

試合の応援中でも、やたらと技術的なアドバイスを大声で飛ばす父兄って結構います。

対象が自分の子供でない場合も多くて、とにかく自分の野球理論を押し付けているようにしか感じられません。

たとえ自分の子供であっても試合中のアドバイスは極力控えるべきですし、ましてや他人の子供に責任も取れないアドバイスをするなどもってのほかだと思います。

ですが、あのお父さんはいろいろとアドバイスをしてくれるというように、自分の子供以外にも関係が良好な子供がいれば、適切なアドバイスを送ることはチームのためになります。

そのような存在になるためにも、親として指導法を勉強することは必要ですし、自分の子供のためにもプラスになることは間違いありません。

いつかは監督をお願いされるくらいになってください